【やまがた創造都市国際会議2017】報告(3) 10月13日セッション1『モノ語る人びとー津波被災地・気仙沼から』&セッション2『映画製作プロセスを活用した地域活性化』
やまがた創造都市国際会議2017 報告(3)
セッション1 『モノ語る人びとー津波被災地・気仙沼から』
by 葉山茂
セッション2 『映画製作プロセスを活用した地域活性化』
by 渡邊竜一
10月13日(金) セッション1 13:00〜14:30 / セッション2 15:00〜16:30
@山形大学
今日は報告(3)として、やまがた創造都市国際会議2017、2日目のセッション1・2の模様をお伝えします!
まず13:00から、1日目のシンポジウムで「地域と旅行者が共創する地域資産の可能性」についてお話していただいた葉山さんに、『モノ語る人びとー津波被災地・気仙沼から』という題目で、東北地方太平洋沖地震の被災地・気仙沼で国立歴史博物館が携わる文化財レスキューなどの活動を通して撮影された映像を紹介し、博物館の記録映像を解説していただきました。
“物語のきっかけとしての物質文化、特に瓦礫はゴミではなく、「生活を構成していたもの」であり、「記憶の源泉」である。”
“場所・モノの喪失は「記憶の喪失」に繋がること、そして、映像はこの問題を扱う手段になりえるかもしれない。”
15:00からはセッション2!情報誌「じゃらん」や「ゼクシィ」等の編集を経て、現在株式会社フィデア総合研究所理事、株式会社アジア・メディアプロモーション代表取締役で、フィルム・ツーリズムの先駆者である渡邊さんに、『映画製作プロセスを活用した地域活性化』という題目で、映像と観光を結びつけるために我々は何をすべきなのか、秋田や沖縄で実際に行われた実例をご紹介いただきました。
“伝える力のある映画を通じて、地域資源を再発見する。”
“地元が権利を持ちリードする、「地域主導型映画」が地域の活性化につながる。”
“地域素材を「編集」することに「映画」が役に立つ。”
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