ユネスコ創造都市やまがた

第8回 やまがた創造都市カフェ『オール山形ロケ映画「ハッピーエンド」上映会+山田監督トーク!』が開催されました!

PICKUP

第8回 やまがた創造都市カフェ

 

『オール山形ロケ映画

上映会+山田監督トーク!』

 

2018年 2月 6日(火)

18:30〜20:30

 

@洗心庵(山形市緑町1−4−28)


2月6日(火)、第8回やまがた創造都市カフェ『オール山形映画「ハッピーエンド」上映会+山田監督トーク!』が洗心庵にて開催されました!

(山田篤宏監督到着!)

 

(山田監督との楽しいトークセッション!)

 

参加者から寄せられた、監督へのメッセージを大公開します!

 

  • 山形市内の知ってる場所がたくさん出てきておもしろかったです!

 

  • 映画愛と、映像だからこそ伝えられるシーンあふれる作品で、楽しませていただきました。また、オール山形ロケで、日常生活の場が映画の一部になっているのがとても嬉しかったです。特にシネマ旭の閉館が「記録」として残っており、映画の中でも重要な一部になっていたと思います。山形市民として大切にしたい映画に出会えてうれしいです。

 

  • また、山形ロケの映画を期待しております。

 

  • 山形ロケの映画を是非、また撮ってください。

 

  • ハッピーエンドはDVDで初めて観て、今回スクリーンで観ることができて、さらに楽しかったです。観ている人に、山形って実はおしゃれな町?と思わせることができる、今までになく楽しくてポップで可愛らしい作品でした。今後ユネスコ創造都市やまがたをPRしていく上で、特に若い世代にとって山形が魅力的に映るような作品だと思います。今後さらに広くたくさんの方々に観て頂き、その際にまた監督とのトークイベントも開催することで、映像制作に興味を持つ若者が増えることを期待しています。ありがとうございました。

 

  • ぜひ、山形で新しい映画製作してください。

 

  • 人間味ある映像も良かったです。

 

  • 改めまして、殺人的なスケジュールのもとでの撮影お疲れさまでした。オール山形ロケをアメリカンテイストに仕上げたのがとても可愛らしく思えて、それでいて誰もが楽しめる素晴らしい映画だと改めて思いました。監督自身10年前に製作した映画で(恥ずかしいから?)見たくないと言っていましたが、それは監督自身の映画製作技術が向上したからなんでしょうね!今後作られる作品を私だけでなく映画ファンの多くが大変楽しみにしていると思います。DVD封も開けずに家宝にしていると言いましたが、子どもの受験が終わったら家族皆で見たいと思います。最後に、当日はそそくさと用事があって帰ってしまって失礼しました。今度のお食事でもご一緒できる機会がありましたらよろしくお願いします。監督もお子さんお大事に!監督自身もハッピーな人生を過ごしてください!

 

  • オール山形、しかも自分が育ち見慣れた街中で撮られたカットが、映画となって鑑賞していることに、ある種の不思議な感覚を覚えました。10年経って、今や存在しない建物や景色が大きく変化している地区などもあり、撮影したその街の時代を映したものであるという見方でも楽しませて頂きました。

 

  • ロケーション選びの確かさがその「街」の存在感に繋がった 山田篤宏監督『ハッピーエンド』

作品に定着したロケーションとしての山形が、山に囲まれた盆地の風景や旧県庁や山寺など、必ずしも「山形」を象徴するバナールな事物に固執せずとも、作品の舞台の「街」として生き生きと立ち上がってくることは、わたしにとって新鮮でした。とくに建造物としてのシネマ旭はあっさり更地となり駐車場となり現在は当時の面影はまったくないのですが、この作品の中においては、広田レオナの確かな存在感も加わったこともあり、忘れがたい場所として存在しています。とくに広田レオナがモギリをする建物の内側からガラス扉の外を画面の一部に捉えて撮影されたショットでは、通りの向かい側に馴染みの天ぷら屋ののれんが目に入り、こんな風景があったんだと感慨深く画面に見入りました。約10年を経て劇映画であった作品がドキュメンタリー的要素をとも取り込みつつあるとも言えます。

 

映画作品は、みるひとによってみえてくるものが異なってくる人知を超えた「物質」です。例えば俳優は生身の人間であり、ある特定の作品の登場人物を演じながら、他の出演作品の記憶を見るものに召喚させるときがあります。これは映画監督や演ずる俳優の意思を超えたみる側に与えられた特権ではないでしょうか。

 

いわずもがな、映画に切り取られた風景も見る人によっては見えてくるものが異なるわけです。その風景をよく知っているというのは、映画をみるときにどのように作用するのでしょうか。映画は場所と時間を超越する見世物です。わたしのように山形に長年住む者にとっては、七日町の町並みからレンタルビデオ屋にはどうしてもリアルな街並みとしては、つながらないのですが、山形の街並みを知らない人にとってはどうでもいいでしょう。

 

しかし、山形に住むわたしにとっても山形を知らない観客にとっても、たしかにこの『ハッピーエンド』の舞台の「街」は確かに作品内に存在するのです。いわば作品の中にしか存在しない「街」として。それは何度も反復して同じお店や通りが使われているからこその存在感であると思います。ただむやみに撮影していては登場人物たちが生きている特定の舞台装置は立ち現れてきません。『ハッピーエンド』には作品の舞台になった「街」がきちんと存在していること、そこに山形を知るものも知らないものも気づくべきでしょう。

 

熱いメッセージをたくさんお寄せ頂きました!

 

山田監督、並びに参加していただいた皆さま、本当にありがとうございました!

 

ハッピーエンドの知られざる裏側はこちらから💝

 


次回の第9回やまがた創造都市カフェは…

 

山形と音楽と映画

 

2018年 3月 4日(日)

14:00〜15:00

関連イベント

『久良木夏海(チェロ)&小関佳宏(ギター)ミニコンサート』 ※有料

15:00〜16:00

 

@洗心庵(山形市緑町1−4−28)

🚗お車でお越しの際には、文翔館東側県営駐車場をご利用ください。

※大変お手数ですが、駐車券を会場にご持参ください。2時間まで無料となります。

 

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