第14回 Creative Café『アジアの映像作家と一緒にあなたも知らない山寺探検』が開催されました!
10月26日(金)、山寺芭蕉記念館を集合場所に第14回Creative Caféを開催しました!
テーマは『アジアの映像作家と一緒にあなたも知らない山寺探検』。
今年度から始まった創造都市推進事業「やまがたアーチスト・イン・レジデンス」(略称:AIR)。10月24日(水)からインドネシアとマレーシアから映像作家が来形し、蔵王温泉を拠点に映像制作活動に集中した時間を過ごしています。
今回は市民交流の一環として、Creative CaféとAIRがコラボし、知っているようで知らない山寺を一緒に散策しました。
当日は天気にも恵まれ、快晴の中「きざはし会」のガイドさんとともに「やまでら天台の道」を一周しました。垂水遺跡、城岩七岩、修験場跡・毘沙門天岩など、神秘的な雰囲気に包まれながら山寺の歴史に触れ、日本人参加者も映像作家たちも澄んだ空気と適度な運動でリフレッシュできたようでした。
《千手院観音へ上がる階段》
《垂水遺跡》
👉 写真はユネスコ創造都市やまがた公式Instagramにアップしています!
アジアの映像作家たちから、各々3つの質問に解答していただきました。
Q. 今日のイベントで一番楽しかったことはなんですか?
「これから始まる長い編集作業とワークショップに向けてスタミナをつけることができる良い運動になった。」(Greg / インドネシア / 編集者)
「美しい山寺をハイキングしながら、仲間たちとここまでの旅の思い出を語り合うことができた。」(Dian / インドネシア / プロデューサー)
Q. 山寺探検でもっとも印象に残ったことはなんですか?
「美しい景色とリラックスできる平和な環境に身を置くことによって、自分の人生について、何をしたいかを考えることができ、詩・絵・映像作品などの創作意欲が湧いた。」(Heni / インドネシア / 映画監督)
「山寺の保存状態の良さに驚き、地域の人々が土地に敬意を払っていることを感じた。何百年前と変わらない山寺を見ることができるのは、地域の人々が自然と共存して来たからだと思う。」(Ryan / マレーシア / 脚本家)
Q. 山形アーチスト・イン・レジデンス「山形ドキュメンタリー道場2018」における目標やゴールを教えてください。
「制作中の映画の編集を終わらせるため、ワークショップの参加者や講師にアドバイスをもらい、議論すること。もう一つは、自分の目を通した山形を映像に残すこと。この事業が継続的に行われ、他の映像作家が自分と同じようなチャンスに恵まれますように。」(Greg)
「関わってくださった人々からいただいたエネジーと活気をもとに、現在製作中のドキュメンタリー映画『ONA』をかけがえのない作品へと発展させ、山形市にとっても誇りのある作品にしたい。」(Dian)
「ここで培った経験を自分の作品に生かしたい。また、この滞在中に編集を終わらせる予定の新しい作品へのインスピレーションを得たい。他の参加者や講師から提案や発見が得られることを望んでいる。実りのある滞在にしたい。」(Heni)
「この事業に関わることができることを誇りに思っている。今回は初めての日本、そして山形への渡航で、この機会を最大限に活用して山形を冒険し、自分の作品だけでなく自分自身の成長にも生かしたい。」(Ryan)
一般参加者からは、以下のような感想をいただきました。
「映像作家さんたちとこの空気を共有できたことが嬉しかった。」
「皆さんがどんな場所を記録したのか、また興味を持ったのかが気になった。」
「地域差を感じずにこの空気を共有でき、皆さんが作る映像はきっと地域を越えて観たくなるような作品になるだろうと思った。」
この度はご参加いただき誠にありがとうございました!
次回のCreative Caféでは彼らが山形市を題材に製作した短編映像も上映します🎬
皆様のご来場をお待ちしております😌
次回は…
第15回 Creative Café 『映像作品を通した地域の魅力〜CMはロケ地で魅せる〜』
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